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インフルエンザと風邪の比較 |
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インフルエンザについて |
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インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。 最近では、従来のインフルエンザの他に、鳥インフルエンザから起こるとされる新型インフルエンザ「H5N1型」について懸念されていますが、ここではまずインフルエンザと風邪の違いについて述べたいと思います。 インフルエンザは、一般的にウイルス感染を受けてから1〜3日間の潜伏期を経て、38度以上の高熱や頭痛、関節痛、全身の倦怠感などの症状が突然あらわれます。 感染力は発症の1日前からあり、24時間〜48時間がもっとも高く、その後は低下。全体で5日〜10日間といわれています(小児の場合はもう少し長くなるようです)。 一方風邪は、風邪ウイルスの種類によりますが、一般的に熱、咳、鼻水など比較的症状は軽く、全身症状があらわれることはほとんどありません。 また、ウイルスの感染力もあまり強くありません。 |
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比較 |
インフルエンザ |
風邪 |
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初発症状 |
悪寒、頭痛、突然の発熱 |
鼻咽頭の乾燥感、くしゃみ |
発症 |
急激 |
緩徐 |
おもな症状 |
悪寒、発熱、全身倦怠感、頭痛、関節痛、鼻づまり、咳、痰、のどの痛みなど |
くしゃみ、鼻汁、鼻づまり、咳、のどの痛み、軽い発熱、全身倦怠感など |
発熱(期間) |
38〜40℃(3〜4日間) |
ないか、または微熱 |
倦怠感 |
強い |
ほとんどない、弱い |
全身症状 |
強い |
ない |
病原体 (流行期) |
インフルエンザウイルス (11月〜4月頃) |
ライノウイルス、コロナウイルスなど、風邪ウイルスがあります。 (年間に散発) |
感染力 |
強い (急激に増加する) |
弱い (徐々に増える) |
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