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感染経路について |
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感染経路について |
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季節性インフルエンザでは毎年約1200万人の人が罹り、1万人前後の死亡者が出ています。 インフルエンザに罹る感染経路の多くは飛沫感染によるものと考えられており、その他接触感染や空気感染によっても罹るとされています。 |
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飛沫感染 |
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感染した人が咳やくしゃみをすることによってウイルスを含んだ飛沫が飛散し、これを健康な人が鼻や口から吸い込んだり、目の粘膜から体内に入って感染します。 このような感染経路によって感染することを「飛沫感染」といいます。 飛沫は空気中に漂わず、1〜2メートル程度しか届きませんが、1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個の飛沫が飛び散るのだそうです。 感染者の周辺にはウイルスが付着している可能性があるので、消毒剤でしっかりと清拭しましょう。 |
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接触感染 |
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感染した人が口を手で覆って咳やくしゃみをすると、その飛沫の中のウイルスが手にも付きます。 その手のまま、ドアノブや電車などのつり革、机、スイッチ、エレベーターのボタンなどに触れると、触れたものにウイルスが付着してしまいます。 それを他の人が触れると、その人の手にもウイルスが付着し、その手で目や鼻・口に触れると、粘膜や結膜などを通じて感染することがあります。このような感染経路による感染を「接触感染」といいます。 感染者が咳やくしゃみをした後や感染者が触れた場所にはウイルスが付着している可能性があるので、消毒剤でしっかりと清拭しましょう。 |
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空気感染 |
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感染者が咳やくしゃみをして飛んだ飛沫の中から水分が蒸発した、ごく細かい粒子「飛沫核」が空中に浮遊していることがあります。 これを吸い込むことで起こす感染を「空気感染」といいます。 狭く、密閉空間などでは飛沫核が長く浮遊することがあり、さらに空気が低温で乾燥しているとウイルスはより長く感染力を持ち続けてしまいます。 換気や温度、湿度の管理が重要です。 |
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