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身体が温まるお風呂の入り方について |
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身体が温まるお風呂の入り方について |
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冷え性改善・予防に有効なお風呂。 お風呂は、全身を温めるだけでなく、冷えて収縮した毛細血管を広げて血行を良くしてくれます。 お風呂の温度ですが、ちょっとぬるめの38度〜40度の熱さがちょうどいいです。ぬるめのお湯に15分以上ゆっくり入ることで血管が広がり、血流が良くなります。 最近はシャワーだけでお風呂を済ませられる方も多いですが、湯船にしっかり浸るようにしましょう。 |
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より身体を温める入浴方法 |
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半身浴 |
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半身浴は、38度〜40度のぬるめのお湯に下半身だけ浸る入浴法です。 熱いお湯では長時間浸ることができず、体の表面しか温まらないので、血行も良くなりません。心臓から遠く、血行が滞りがちな下半身を長時間ゆっくりと温めることで溜まっていた血液の流れが良くなります。結果、血液が全身を巡り、身体が温まります。 体が芯から温める入浴です。 |
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温冷交代浴 |
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温冷交代浴は、熱いお湯に浸った後、湯船から出てすぐに手や足に冷水をかける方法です。これを4〜5回繰り返すことで、血管が拡がったり、縮んだりして血行が良くなります。 サウナと同じ原理です。 |
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足湯 |
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足湯は、足をお湯につけて温めることで血行を促進し、全身の血流を良くして冷え性を改善する入浴法です。 冷え性の方はもちろん、足が疲れている時、むくんでいる時などにもおすすめ。リラックス効果もあるので、寝る前や寝つけない時などにもいいですね。 足湯をするときは、40度前後のお湯に、少なくとも足のうちくるぶしから指3、4本分上まで足首がつかるようにして入ります。お湯が冷めてきたら注ぎ足しながら、1回につき15〜20分(全身が温まって、少し汗ばんできたら終了の目安。)。 1日3回くらい行うと効果的です。1回に長い時間かけるよりも、1回15〜20分、1日数回行う方が効果があります。 冷え性がひどい方は、足湯前にマッサージをして足先の血行を良くしてから始めるとよりいいですし、お湯の中で足の指や足首を動かすと、さらに血液の循環が高まります。 ※心臓病や高血圧、糖尿などの持病をお持ちの方は、38度くらいの低めの温度で無理のないように行ってください。 足湯が終ったら、しっかりと水分を拭き取り、すぐに靴下を履いて保温してください。また発汗しているので水分補給も行いましょう。 冷え性改善には足湯を続けることが大切です。 |
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入浴剤 |
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湯船にゆっくりと入浴するだけでも効果はありますが、入浴剤をプラスすることでさらにその効果を促進してくれます。 冷え性改善のための入浴剤を選びのポイントは、
・保温・保湿効果に優れているもの ・リラックス効果があるもの
その他、浴槽などを傷めないもの(例えば、硫黄が入っている場合、浴槽を傷めてしまうものもあるので注意が必要)といった点も大切です。 おすすめは、ショウブやどくだみ、ヨモギなどの薬草入浴剤や、松や桧などの自然の成分が使われているもの。体に優しく、リラックス効果も期待できます。 入浴剤が苦手な方は、みかんやレモンなどのかんきつ類の皮や大根の葉などを乾燥させてガーゼで包み、お風呂に入れてみてください。保温効果を高める作用があります。またお酒やお酢を入れるのもいいです。お酒やお酢には毛穴の脂肪や老廃物などを出してくれ、新陳代謝を高めてくれる作用があります。 赤ちゃんや小さいお子さんがいらっしゃり、入浴剤は・・・という方は、海の塩や岩塩などの天然の塩が良いです。ひとつかみ入れるだけで血行が促進され、新陳代謝があがります。※塩化ナトリウム系の塩はダメです。 |
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お風呂からあがった後は、湯冷めしないように気をつけてください。 すばやく服を着るのはもちろんのこと、髪の毛がぬれていると身体が冷える原因になるのですぐに髪を乾かし、また足元から冷えるので靴下を履くようにししましょう。 |